Shun Fukuda - こころ

言葉 詩 音楽 レコード などについて。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【詩】無題

雨が降る今日という この日を もしいつか忘れてしまうならば、 目に映るこの景色と、 耳で聞こえる 街の生命の音と、 あなたの優しい言葉を、 わたしのこころに いますぐ 精一杯 刻み込むわ。 (ほんのちょっぴり大きめの 水たまりを、 よいしょと 跨ぐ)

【詩】弧を描く

緑色の電車が 東京の心臓部で 弧を描きながら 毎日を生かしている 吐いては出して 吸っては入れて それは時に 温度を伴って 思いを乗せて

【詩】雨ふっても

晴れだと嬉しいけれど たまには雨が降ってもいいじゃない 美しい花も 雨が降らなければ 枯れちゃうから

【詩】人生

「例えば、あなたが 1つの試験を受けたとします。 昔から学んでいた あなたが得意とする ある問題には 正解したとします。 ただ、 あなたが初めて見るような 問題は 不正解だったとします。 あなたは どう捉えますか? もう終わりだ、と考えますか? それと…

【詩】一緒に歩いていこう

背丈も 歩幅も 歩く速さも 声も 性格も 容姿も、 わたしと何もかもが違う 貴方のことが好きだから、 休むときは 一緒に休むから、 ずっと、ずっと 一緒に歩いていこう

【詩】わらう

いつも笑顔だね いつもニコニコしているね なんか笑ってる なにニヤニヤしてるの 色んな人に 色んなことを言われるけど、 私は これからも 君のために 笑い続けるから

【詩】仲直り

ほんの少し お互いの 言葉とこころが暴れたあと、 その、同じ 言葉とこころで 「あなたのことを愛してる」と 気持ちを伝えて 仲直り。 数時間ぶりのキスは 苦いけど、 やっぱり 甘いね。

【詩】小さな虹

君とお出かけ。 自宅のマンションの いつも通る、いつもの駐輪場。 スクーターのミラーに 太陽の光が反射して、 僕たちの足元に 小さな虹ができている。 いつもの君と、小さな幸せ。