Shun Fukuda - こころ

言葉 詩 音楽 レコード などについて。

2019-01-01から1年間の記事一覧

【詩】明けない夜はない

「なんていうか、上手く言えないですけど、 『明けない夜はない』って、 よく言うじゃないですか。 ほんとにそう思うんです。 夏だったと思ったら、 すぐに冬が来ますもんね。 夜、寝れないで悩み事していても、 気が付けば朝になっているでしょ? だいぶ前…

【詩】お菓子

ふと気が付いたら、 いつからかわたしは あなたのことを心の底から信用して、 頼りにしていました。 何故かと考えたときに、 あなたが昔 わたしにそっとくれた あのお菓子のことを思い出しました。 わたしは、 そのお菓子がどんなお菓子だったか、 美味しか…

【詩】毎日、一緒にがんばろう

毎日をいっぱい楽しめるように 一緒にがんばろう。 毎日、ひとつでも多く嬉しさを感じられるように 一緒にがんばろう。 毎日、疲れすぎることがないように 一緒にがんばろう。 毎日、嫌なことは出来るだけ考えないように 一緒にがんばろう。 毎日、絶対に無…

【詩】君にだけ

十一月も終わろうという頃、 少し早めのクリスマス・イルミネーションが 東京の夜のもとに、 地上の星を飾り付け始める。 「綺麗だね」という僕と、 『そうだね』という君。 おもむろに僕は 街行く人々の騒がしさを遮ろうと、 君の耳元で 何かを囁いた。 『…

【詩】それは、ごく自然なこと

嫌なことがあった日は それはそれは とても悲しいものです。 でも、 人生に 良い時があるのは 悪い時があるからこそ。 いまは良い時と、感じるのはあなた自身。 いまは悪い時と、感じるのもあなた自身。 あなたの身近なひとですら、 それぞれそう感じるタイ…

【詩】これからもずっとだよ

ねぇ、おじいちゃん。 ぼくに教えて。 小さなことを悔やんでしまうんだ。 (今だけだよ) 何かあるごとに苦しくてもがいてしまう。 (それも今だけだ) ひとつのことにもとても悩んでしまう。 (今だけなんだ) 未来のことを不安に感じてしまう。 (今だけだぞ) 辛…

【詩】疲れたなら

疲れたなら 少しでもいいから 立ち止まってみたり 来た道を引き返してみたり しませんか? 周りの人があなたのことをどう思うか 気になるのであれば 私が教えましょう。 戻るということは 必ずしもネガティブなことではありません。 来た道を引き返すあなた…

【詩】生きるということ

人って、 食べるために生きているのではなく、 遊ぶために生きているわけでもなく、 素晴らしくも美しい 記憶を重ねていくために 生きているのではないでしょうか。 この胸が 幸せを覚えるたびに 私はそう感じてやまないのです。 私は、 頭の中にある沢山の…

【詩】35.9℃

あたしは、 水が熱せられて35.9℃になったとしても なんとも思わないけどさ、 あなたの身体が発する35.9℃の 生命の温度には 何にも代えられない 言葉では表せないような ものすごい安心感を感じるんだ。 だから あたしの手があなたの手に触れても、 あたしの…

【詩】レコードとこころ

レコードって、 明るい光を盤面に当てて キズの具合を見たりします。 手のひらで持って 傾けたりして見ます。 人間って、 生きていると 傷つくことがありますね。 あんなこと、こんなこと 大したことじゃないはずなのに 嫌な思いをするものです。 腹が立った…

【詩】少し欠けたアイス

その年で初めて蝉が鳴いた、 夏のとある日。 陽も落ちて暗闇に覆われた暑い夜に 僕の左手に確かに感じる 君の手のひらの温もり。 ふらりと入ったコンビニで ひんやりと冷たいアイスを買って、 店内にあるテーブル席で 二人で頬張った。 「雨が降るといけない…

【私なりの日本語訳】Natalie Imbruglia - Wrong Impression

Natalie Imbruglia - Wrong Impression わたしが大声で叫んでいるのは、 あなたに分かってほしいからよ。 夢であなたと会うたびに わたしはいつも孤独感を感じてしまうの。 でもそんなこと、あなたは知らないでしょ? 大声で叫んでるの。 でもあなたは分から…

【詩】ミスター・テレフォンマン

今日も僕は 君に電話している。 「もしもし」という 不思議な魔法の言葉のあとに 「大好きだよ」と、 あなたへの想いを伝えている。 そうするとあなたは 『ありがとう』と 優しい言葉を返してくれる。 東京の慌ただしい毎日の中で 変わらないもの。 それは、…

【詩】本当よ

こうして手を繋いでいる君と この街の騒がしさの中で もしはぐれたとしても、 君はあたしにとって 大切な愛するひとだから、 あたしのこの目で 絶対に見つけだす自信があるわ。 本当よ。

【詩】君が愛おしい

毎日 言葉でも伝えてしまっているけれど、 君が愛おしい。 スヤスヤと寝息をたてて 夢を見ているのだろうか。 楽しいことをしているのかな。 美味しいものを食べているのかな。 そんな君のことを 30センチ隣で 私はじっと見ている。 君が本当に愛おしい。

【詩】いつもありがとう

いつもの時間にアラームが鳴って起きると いつも傍らに君がいる。 いつものお決まりの 「いってきますのキス」をして、 いつも眩しい太陽に挨拶していると、 いつも聴いている大好きな曲が イヤフォンから流れている。 いつも当たり前に感じてしまうけれど、…

【詩】愛する人のために

それはそれは昔のこと こんな私にも学生の時代があったのです。 本当の愛なんて ちっとも想像もつかなかったくせに 一丁前に 「愛する人のためになら死ねる」なんて 格好いいな、だなんて 言っていましたね。 もし死んでしまったら、 残された"愛する人"はど…

【詩】人それぞれの

いま僕が聴いている 世界で一番素敵なラブソングを 街行く人達にも このイヤフォンを貸して 聴かせたいと思うけど あの人にも この人にも 好きなラブソングが あるはずだから 貸さなくてもいいかと そう思えた時から 世界中の人が 幸せに見えた

【詩】無題

雨が降る今日という この日を もしいつか忘れてしまうならば、 目に映るこの景色と、 耳で聞こえる 街の生命の音と、 あなたの優しい言葉を、 わたしのこころに いますぐ 精一杯 刻み込むわ。 (ほんのちょっぴり大きめの 水たまりを、 よいしょと 跨ぐ)

【詩】弧を描く

緑色の電車が 東京の心臓部で 弧を描きながら 毎日を生かしている 吐いては出して 吸っては入れて それは時に 温度を伴って 思いを乗せて

【詩】雨ふっても

晴れだと嬉しいけれど たまには雨が降ってもいいじゃない 美しい花も 雨が降らなければ 枯れちゃうから

【詩】人生

「例えば、あなたが 1つの試験を受けたとします。 昔から学んでいた あなたが得意とする ある問題には 正解したとします。 ただ、 あなたが初めて見るような 問題は 不正解だったとします。 あなたは どう捉えますか? もう終わりだ、と考えますか? それと…

【詩】一緒に歩いていこう

背丈も 歩幅も 歩く速さも 声も 性格も 容姿も、 わたしと何もかもが違う 貴方のことが好きだから、 休むときは 一緒に休むから、 ずっと、ずっと 一緒に歩いていこう

【詩】わらう

いつも笑顔だね いつもニコニコしているね なんか笑ってる なにニヤニヤしてるの 色んな人に 色んなことを言われるけど、 私は これからも 君のために 笑い続けるから

【詩】仲直り

ほんの少し お互いの 言葉とこころが暴れたあと、 その、同じ 言葉とこころで 「あなたのことを愛してる」と 気持ちを伝えて 仲直り。 数時間ぶりのキスは 苦いけど、 やっぱり 甘いね。

【詩】小さな虹

君とお出かけ。 自宅のマンションの いつも通る、いつもの駐輪場。 スクーターのミラーに 太陽の光が反射して、 僕たちの足元に 小さな虹ができている。 いつもの君と、小さな幸せ。