その年で初めて蝉が鳴いた、 夏のとある日。 陽も落ちて暗闇に覆われた暑い夜に 僕の左手に確かに感じる 君の手のひらの温もり。 ふらりと入ったコンビニで ひんやりと冷たいアイスを買って、 店内にあるテーブル席で 二人で頬張った。 「雨が降るといけない…
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