Shun Fukuda - こころ

言葉 詩 音楽 レコード などについて。

【詩】もう大丈夫

いままで、

 

何回も何回も吐きました。

 

涙が出ても吐き続けました。

 

苦しくて苦しくて、

 

辛い毎日でした。

 

 

努力と辛抱を重ねて

 

迎えたある日、

 

何かをきっかけに

 

私の人生の世界に

 

一筋の光が射していました。

 

 

気が付けば

 

この傷だらけの手のひらに、

 

生きる中での

 

温もりや優しさを感じられるようになり

 

よく笑うようになりました。

 

 

心の中の、枯れたと思っていた木々に

 

緑の小さな芽が出てきて、

 

生命の水が足元で根を潤しながら、

 

暖かい風が葉を揺らすようになりました。

 

 

だから、

 

もう大丈夫です。

 

これからは笑って行きます。

 

もっともっと笑って生きます。

 

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【詩】偽り

君と交わす

 

言葉の中で、

 


何も不思議に

 

感じさせないよう

 

わたしが精一杯

 

努力しているのは、

 


この想いを

 

君に気付かせないように、

 

自分を

 

偽ってしまって

 

いるからなの。

 

 

君のことを


好きだっていう

 

気持ちは、

 

今はわたしだけの

 

秘密にしたいんだ。

 

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【詩】寂しくて

一人になるのが寂しくて、

 

あなたの声が聞きたかった。

 

独りになるのが嫌で、

 

あなたの声が聴きたかった。

 

暗い部屋の中で

 

私の顔を白く照らす

 

携帯の画面が、

 

あなたの元へと届く

 

11個の数字を示した。

 

あなたの名前に触れると、

 

「どうしたの」と

 

優しい声が聞こえた。

 

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【詩】君の道

人生って、

 

色んなことがあるね。

 

 

君も今まで

 

硬いアスファルトの道も、

 

柔らかい芝生の上も、

 

険しい山の道も歩いてきたことだろう。

 

 

出会いがあり、別れもあったことだろう。

 

腹がよじれるほど大笑いもしただろうし、

 

もう涙が出ないと思うほど

 

大泣きしたこともあっただろう。

 

 

こんなにも広い世界の中で、

 

僕と君はやっと会えた。

 

点と点が繋がったのだし、

 

2人の人生が交わったんだ。

 

 

長く、寂しく孤独な

 

寒い夜も独りで過ごした君。

 

いままで辛かったね。

 

 

僕は君のために生きている。

 

もう何も心配はいらないよ。

 

君の涙は僕が拭うし、

 

毎日 大笑いさせてみせる。

 

 

僕はいつも君のことを想ってるし、

 

こうしてそばにもいる。

 

君のことをこれからずっと守るから。

 

だから、もう大丈夫だよ。

 

これからは、

 

2人の足跡を少しずつ一緒に残していこう。

 

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【詩】春の風

ある日、突然

 

僕の世界に音もなく


入ってきた君は


綺麗な瞳をしていて、


その優しさとともに、

 

ぽっかりと虚しく空いていた

 

僕のこころの隙間を、その愛で

 

潤しながら満たしてくれる。


色鮮やかな


この恋する気持ちを


穏やかな春の風にのせて、


僕にしか表現できない言葉で


ふわりと花が明るく咲くように、


君へ伝えたい。

 

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